建築年代など不詳。もとは八王神の社(はちおうじんのやしろ)といった。言い伝えでは饒速日命が天磐船(あまのいわぶね)に乗り、この地の櫂峰(かじがみね)に降臨し、そのあと河内の哮峰(たけるがみね)に天降り(あもり)、大和国鳥見(やまとのくにのとみ)白庭山に遷ったとされる。その降臨地にちなんで奉祀されたのが岩船神社である。 北の山原には船石と伝わる石があり、また船を繋ぎとめたといわれる松が櫂峰つづきの大将軍の山上にあったが、今は枯れて古株だけが残っている。明治6(1873)年、村社となり、明治14(1881)年、岩船神社とあらためられ、現在は石船神社と表記。
寺・神社
石船神社
Iwafune Shrine
"It is unknown when it was built. Tradition says that Nigihayanomikoto rode a ship called Amanoiwabune, and he landed this place, Kajikamine. Iwafune Shrine enshrine (Houshi) this place. In Kitano Yamahara, There is a stone called Ship Stone, and there was a pine tree which Amanoiwabune was tied to, but pine tree had died and only Ship Stone remains."