観光案内

古墳・遺跡・石碑・跡

豊田翁の碑

飯岡は木津川の千貫岬に大岩があるため、村人は旱天に悩み、洪水に苦しんでいた。豊田武兵衛はこれを憂い、宝暦13(1763)年に用水路計画に着手した。千貫岩は安永元(1772)年に打ち抜かれ、ここに万年樋が完成。残る工事は平坦部だけとなったが、永年の工事で私財を使い果たし、また幾多の妨害を受け八幡伝法院に身を寄せることを余儀なくされた。村人は万年樋に水を流すため、残っているわずかの工事を完成させ、武兵衛に帰村を乞うたが彼は固持して受けず、寛政6(1794)年に伝法院の一室で77歳の生涯を閉じた。 天保3(1832)年になって万年樋の上に碑が建てられた。

Mr. Toyota's Monument

"As there were large rocks in Senkan cape of Kizu liver in Inooka, the village people worried about drought and suffered from floods. Toyota Buhei worried about them and touched the plan of flume in the thirteenth year of the Houreki era(1763). His monument were built on the Mannenhi(gutter) in the third year of the Tenpou era(1832)."

文字サイズ変更:
PAGE TOP