「お水取り」の名で知られる東大寺・二月堂の修二会(しゅにえ)。その中で「籠松明(かごたいまつ)」として使われている真竹を、二月堂まで届ける。
毎年2月11日の早朝、周囲が30cm 重さ70kgほどもある根付きの真竹を掘り起こし、大御堂観音寺で道中の安全を祈願する法要のあと、二月堂に向かって出発する。奈良・転害門まで車で運び、そこからは人の手で二月堂まで届ける。
第二次世界大戦や昭和28年の風水害によりしばらくの間途絶えたが、昭和53年市民によって結成された「山城松明講」により復活した。
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